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思いをひとつに。チームで仕事に向き合える人材を。
INTERVIEWS
働く人たちの声
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TOP座談会
TEAMとして、社員とともに成長するSET。
杉田 株式会社SET 代表取締役(中)
吉田 取締役 システム開発部 部長(右)
福島 システム開発部 マネージャー(左)
■会社設立と企業理念
――会社設立の経緯を教えてください。
杉田:私はもともとSEとして10年ほど会社に勤務していました。その後フリーで仕事をした後、「一緒に会社を立ち上げましょう」と吉田に声をかけたのです。それが2004年のことですね。
吉田:当時私は金融関係の会社でシステムの仕事をしていたんですが、その時のプロジェクトで杉田と一緒に仕事をしたのがきっかけになりました。
福島:吉田が勤務していた会社に私もいて…。私にも話はあったんですが、まだ経験値が浅かったのでいったん別会社を経験してからSETに入社しました。
杉田:本当は福島にもすぐ来てほしかったんだけど、立ち上げたばかりの会社で迷惑かけたらあかんと思って(笑)
福島:声をかけてくださったのは嬉しかったですよ。だから、転職先の会社よりSETのほうが規模も小さく人数も少なかったけれど、そういう不安よりは杉田と一緒に仕事をしたいというのが大きかったです。
――会社を一緒にやろうと決心された理由は何だったのでしょうか。
杉田:仕事ぶりです。二人とも発想が前向きで話も早いし、相手の立場も考えながら仕事を進められる人で、この人たちとならいい仕事ができるだろうと思ったんです。
吉田:私は、杉田と一緒に仕事をして、バランス感覚に優れた人だと思いました。顧客や現場のSEなどさまざまな立場の人に対して、うまくコミュニケーションをとって仕事を進めていける人です。人柄も温和で、一緒に仕事をしていると現場が和むのも魅力でした。こういう人はなかなかいない。
福島:私の場合、一度は他の会社に行きましたが、折に触れて「待っている」というのを伝えてくれていて。相手を大事に考えてくれているところも魅力でした。
――「一緒に仕事をする」大切さが企業理念になっているのですね。
杉田:会社を運営していくうえで、いちばんこだわったのが「チーム」として仕事をしていくことでした。SETという社名にも、SEのTEAMという意味を込めています。お互いにチームとして助け合いたい。一人ひとり作業は別々でも、思いが一つにまとまるといい仕事ができますから。
吉田:私は元々、ベンダーさんに依頼を行う側の会社に在籍していたので感じるのですが、会社が違ってもチームとして一緒にプロジェクトに向かってほしいという思いがあるんです。雇い主と業者とか別会社とか、そういう分け隔てをなくして、チームとして助け合ってやっていける環境だと、やっぱりいい仕事にもつながります。
福島:どこの会社でも受け身や守りに入る人がいるものですが、そういうやり方は結局うまくいかない。みんな縮こまっていたら面白い仕事になりません。チームとして、お互いフラットな関係を大事にできるのは、この会社の魅力だと思います。
■働きやすく成長できる環境づくり
――ここ2、3年、会社は拡大傾向のようですね。
杉田:会社ができて10年ほどは3人が中心となって仕事をしてきて、新しいステージに入る頃かなというのがありました。特に、私たちが培ってきたSEとしての技術やノウハウをそろそろ次に引き継がなければ、という危機感は強かったですね。
福島:現場に行くと自分たちよりも若いSEがたくさんいるんです。所属する会社は違いますが同じプロジェクトのチームですから、仕事の中で彼らに指導・教育することもよくあります。でもどうせ指導するなら、一期一会のチームではなく、自分の会社の社員のほうがいろいろなことを指導できるし、それによって会社の価値もあがります。
吉田:会社の規模を大きくすると、仕事の幅を広げることができます。若いSEを育てるためには、彼らがやりたいと思う仕事をやらせてあげられる環境が必要なのです。
――仕事に対して、どんな姿勢で臨んでいますか?
杉田:やはり「チーム」ですね。チームとして仕事をするということ。
福島:だから、現場での人間関係の構築は大事にしています。中には気難しい人もいますが、お互いに話しやすい関係がつくれると、仕事もうまくいきますから。
杉田:それから、お客様目線に立ってよりいいものをつくるというのもあります。頑張ってつくったシステムがお客様に喜んでもらえたら、それは仕事のやりがいになりますしお客様からの信頼にもなります。
吉田:オーダーされたことをただやるだけでは、仕事もつまらないですから。相手が何をどこまで望んでいるか、そこをうまく見極めてより良いものを提案できれば、お客様も我々もハッピーになります。仕事って、楽しくなかったらやっていても仕方がないんですよ。
――社員に対して心掛けていることは?
杉田:SEとしての成長のためにも、やりたいことがあったら気を使わずにやれと言っています。
吉田:いろいろな意味で自己実現したい人の後押しをしたいんです。会社が責任を持つから仕事では自由にチャレンジしたらいい、というスタンスですね。その中から吸収できることを見出してくれたら、それは大きな成長につながります。それから、プライベートというか自分の人生を優先したい人をできるだけ支えていきたい。まずは個人の生き方があって、そのための仕事だと思うので。
杉田:やりすぎてあまり無理しないか、そこはいつも気にしていますね。元気に仕事ができればそれでいい、って思いますから。
吉田:杉田は人柄が温和で、会ったらいつも仕事がどうこうより「身体大丈夫か?」「働きすぎじゃないか?」って。
福島:確かに。杉田からはそれしか聞いたことがないです(笑)
吉田:社員みんなが「自分のプロジェクトの問題は自分で解決する」という意識だというのもありますね。自分からは問題をあまり話さない。だから、社長をはじめ私たちも、こちらからのアプローチを心掛けています。
――具体的に、社員に対してどうフォローされていますか?
吉田:フラットで風通しのいい環境づくりですね。役割の違いはありますが、基本的には上下関係がなく気軽に何でも話せる社風です。社員全員が会社に集まることは多くはありませんが、コミュニケーションはこまめに取り合っていますよ。
福島:新しく入った社員に対するフォローの面では、杉田がいちばんフットワーク軽いかもしれませんね。自分の現場が忙しくても、必ず社員の顔を見に行って、声をかけてくれています。
杉田:話を聞いてあげるくらいですが。仕事がやりやすい環境をつくってあげたいし、いつも元気でいてほしいですからね。
吉田:個別的なフォローは日常的に行っているんですが、何かあった場合の会社としてのフォローは3つあります。1つめは、派遣先の会社に対してこちらも会社として話し合う。社員を守るのは会社ですから、そこはしっかり話します。2つめは、当人にも直接事情を聞き、問題解決のためにどうすべきか話し合います。たとえ当人に問題があったとしても、そこを克服することは成長できるチャンスですから。そして3つめは潜在的な不安を取り除くための研修です。社内での指導はもちろんですが、必要とあれば社外研修にも積極的に行かせています。
■SETは、人柄がいちばん。
――SETが求めているSE像とは?
杉田:まずは人柄ですね。プロジェクトに関わる全員にバランスよく接することができる人。私たちの仕事は、プロジェクトで知り合った人たちの縁が広がって仕事も増えていきますから。
吉田:技術的に尖ったものを持っているかは重視しません。専門知識や技術も一定水準は必要ですが、むしろコミュニケーション能力や主体性といったビジネスで求められる資質のほうがはるかに比重は大きいですね。
杉田:この仕事が好きで、お客様に喜んでもらえるシステムをつくりたいという気持ちも大切ですね。
吉田:それから、自己実現したいっていう思いを持っている人です。SEとして一人前になりたいとか、現場でリーダーシップを取りたいとか、そういう熱意のある人は成長できると思います。
――就職を希望されるSEの方へ、メッセージをお願いします。
杉田:一緒に成長しましょう。若いSEの「やりたい」という思いに応えることで、会社としても成長していきたいと思っています。
福島:「自分にはやりたいことがある」という志を持った人に来てほしいです。その気持ちに、私たちもできるだけ応えたい。
吉田:技術レベルも性格もいろいろなSEがいると思いますが、どんな人にも化ける可能性があります。だから。一人ひとりその人の側に立って一緒に成長していきたいですね。そして社員みんなが仕事も含めて充実した人生をおくることを目指していきたいです。
チーフSE対談
自分のやりたい仕事を、自由にできるという幸福。
阪上 SEキャリア15年・入社3年目
フリーのSE時代にSETの従業員と一緒に仕事をしたのがきっかけでSETに入社。現在は自分の裁量で次々に新規プロジェクトに参入している。(右)
藤村 SEキャリア12年・入社2年目
阪上の後輩。いったんSEを辞めて別の仕事に就いていたところ、阪上の紹介でSETに入社。現在は阪上とともにプロジェクトを動かしている。(左)
■SETでの仕事のスタイル
阪上:「会社にいながら、自由にやらせてもらっている」
藤村:「だから、私たちの仕事が恩返しになれば」
――現在のお仕事について教えてください。
阪上:仕事は、好きなようにやっていますよ(笑)。縛られるのがイヤだし、与えられた仕事をやるのもイヤ。自分で仕事を取りに行くスタイルで、取ってきたプロジェクトを自由にやらせてもらっています。
藤村:で、阪上さんが取ってきたプロジェクトに、私も後から加わる。そして、私一人でその現場をまわせるようにするんです。そうしたら阪上さんはまた新しいプロジェクトに入って行くと。
阪上:そうやってどんどん仕事をとってきて、会社に還元できたらなという感じですね。私はSETをもっと大きく幅広くやれる会社にしたいんです。これまでの実績から結構大きなお客様とつながりができて、それをきっかけに他の社員もそこの仕事を開拓していけるようになったケースもありました。そういう時は嬉しいですね。
藤村:そう。この会社では自由に働かせてもらっているというのがあるので、私たちの仕事が会社への恩返しになればいいなというのはあります。
――新しい仕事はどうやって取ってくるんですか?
阪上:私たちは人間関係しかないです。とにかく現場で一生懸命頑張って実績つくって信頼してもらって。で、次どこか現場ありませんかって紹介してもらう。信頼が大事だから、私の後を任せるのも誰でもいいわけじゃなくて。藤村がいるから私も思いきりやれるんです。何ていうか、私たちの仕事って、トンネルをつくるみたいな感じなんですね。私がドリルでどんどん掘り進んでいくと、藤村がその後を固めていく。私が突っ込むから、後はよろしく。みたいな。
藤村:阪上さんが掘った穴を引き継いで、ここはもっと大きくしようとか、もっと深いほうがいいかなとか、いろいろ考えながらやっています。阪上さんの仕事と連携して進める感じがすごく楽しくて、充実してますね。
阪上:私はとにかく突っ込んでいくタイプですが、その点藤村はめっちゃきっちりしている。そこの信頼関係があるから一緒にやっていて楽しいし、うまく仕事がまわせるんです。
■SETに在籍した理由
阪上:「誰と仕事をするのか、というところが一番大きい」
藤村:「杉田には私生活含めすべてさらけ出しています(笑)」
――お二人がSETに入社したきっかけは何ですか?
阪上:10年ほど会社に勤務した後に独立して、フリーのSEとして仕事をはじめた時に、あるプロジェクトのチームでSETの従業員と出会ったのがきっかけです。
藤村:その後、私は阪上さんから「一緒に仕事をしないか」とSETに紹介していただきました。
阪上:藤村は、ずっと以前から私の後輩なんです。藤村が新卒の時、私がもといた会社に別のシステム開発会社から出向してきて以来の付き合いです。
藤村:SEとしての基礎の基礎から教えてもらいました。
阪上:藤村に声をかけたのは、私がSETで自由に仕事をはじめて1年ほどたった時です。一人ではできないプロジェクトもあるから新たなメンバーが必要だった。信頼できるメンバーとなると、限られているので。
藤村:その時私は、8年間勤めた会社を辞めて新しい仕事を始めたところでした。SE以外のこともやってみようと思っていたんですが…
阪上:SEという仕事は面白いし、やりがいもあります。でも、藤村をSEの仕事にもどそうと思ったわけではなくて。私の中では何の仕事をするかというより、誰と仕事をするかっていうのが一番大きいんです。藤村もそうじゃないかと。
藤村:確かにそうですね。阪上さんとは10年ほど一緒に仕事をして、阪上さんが独立されて私も新しい仕事を始めたものの、どこか物足りないという気持ちがあった。なぜだろう。考えてみると、楽しかった仕事って阪上さんみたいに個性的で魅力的な人物が集まっていたんです。そういうものへの飢えみたいなものがあった。それで私もSETに入社することにしたんです。
――SETの魅力は何ですか?
阪上:やはり、自由にやらせてもらえるところです。会社に勤めているとそこの方針や社員への配慮もあって、会社にベストな方法で仕事を進めなければいけない。でもここではお客様のためにどうしたらいいかが大切だから、余計なことに縛られず前だけ見て仕事ができます。
藤村:いい意味で会社員っていう感覚がないんですよ。
阪上:それに、SETの従業員は「縛られたくない」っていう私の意思を尊重しつつ、何かあったらいつでも助けるスタンスで、すごく安心感があります。
藤村:杉田の魅力は大きいですね。阪上さんから初めて紹介された時、「社長」ではなく私と同じ立場で話してくださったのが印象的でした。入社してからも常に気を使ってくれているというか。会えば「体調どう?」「ちゃんと休めているか?」って、仕事以外でも声をかけてくれるんです。それで安心感があって…もう、私は杉田に私生活含めてすべてさらけ出していますね(笑)
阪上:多分、SETの従業員は私を社員としてではなく、一人の人間として付き合っていると思う。そういう雰囲気が会社全体にもあるんです。
藤村:だから、もっと仕事を開拓して会社に貢献したいっていう気持ちになるんですよ。
■転職希望者へ
阪上:「人生一回きり。楽しくやらないと!」
藤村:「一緒にやっていて楽しくならないわけがない」
――就職を希望されるSEの方へ、メッセージをお願いします。
阪上:一緒に仕事をやりましょう! SETでやってると楽しいですよ。
藤村:このチームで一緒にやっていて、楽しくならないわけがないですから。そこの不安はいらないです。
阪上:技術レベルはいろいろだと思いますが、まずは飛び込んでみたらと思います。技術は後からついてくる。私は、SEの技術よりも相手の気持ちを引き出す技術のほうがメインですから!(笑)
藤村:会社にはいろんな人がいますから、そこは安心してください。真面目でひたむきな方もいるし、幅広い知識を持っている方もいる。ダジャレを言う人もいます。
阪上:藤村はどちらかというと技術寄りで、かつコミュニケーションも取れる。
藤村:難しいシステムのことを考えるのも好きですし、お客様と話をするのも好きですし。両方いいレベルでやっていくのが目標ですね。
阪上:好きなことをやって、仕事もプライベートも楽しく生きていかないと。人生一回きりですよ!
先輩対談
自分に必要な経験を積めるから、大きく成長できる。
苫谷 SEキャリア8年・入社3年目
インターネットの就職サイトを通じてSETに入社。「もっと技術を高めたい」という思いで仕事や研修に真摯に取り組み、SEとして急成長中。(右)
笠山 SEキャリア10年・入社2年目
あるプロジェクトの現場でSETの社員と仕事をしたのが入社のきっかけ。お客様目線とコミュニケーション力でチームリーダーを目指す。(左)
■SETに入社した理由
苫谷:「SEとしての経験を積んで、成長したい」
笠山:「尊敬できる人との出会いが決め手です」
――転職先にSETを選んだ理由を教えてください。
苫谷:以前の会社ではプロジェクトを管理する仕事が多くて、SEとして実際に開発する経験が少なかったんです。自分自身、あまり技術が身についていないという実感があったので、開発の経験が積める会社へ転職することにしました。この会社は、インターネットの就職サイトで応募したのがきっかけです。面接で杉田・吉田と会ったのですが、二人の人柄がすごく良くて。ここなら働きやすそうだと思ったのが決め手でした。
笠山:私は、前の職場から派遣されたプロジェクトで吉田と一緒に仕事をしたのがきっかけです。SEとして10年近く働いてきましたが、吉田のようなタイプの人と出会ったのは初めてです。お客様の視点に立ちプロジェクト全体を見渡す中、メンバーの適材適所を見極めて仕事を進めるのを見て「私もこの人のようになりたい」と思い、「入社させてください」とお願いしました。
――実際に入社されていかがですか?
苫谷:結構自由にのびのびとやらせてもらっています。私はSE経験が浅いのでなかなかうまく進められないところも結構あるんですけど、そこはじっくり見守ってくれているので、変なプレッシャーはありません。
笠山:仕事へのフォロー体制はしっかりしていると思います。気になることは状況報告を兼ねていつでも相談できます。そういう意味でも風通しの良さは実感しますね。上下関係があまりなくてフレンドリーな社風はすごく魅力的です。
苫谷:確かに風通しはいいですね。杉田をはじめみんなの人柄が良いのが大きい。気持ちよく仕事を進められますし、年齢差を気にせず何でも話せます。自分の思ったことをちゃんと伝えながら仕事ができるというのは、すごく大切だと思うので。
■SETの特長
苫谷:「やりたい仕事・学べる仕事を選んでくれる」
笠山:「プロジェクト全体を見て仕事をする楽しさ」
――現在のお仕事を教えてください。
苫谷:施設の料金システムの開発プロジェクトで、杉田と一緒に現場に入ってやっています。一緒に仕事をするのは初めてなんですが、杉田は現場でもずっとニコニコしている感じで、すごく和みます。他社のSEにはムードメーカー的な感じに思われているみたいですね。
笠山:私は金融関係の仕事で、前の職場でも同様のプロジェクトに加わっていました。SETに入社してから1年になりますが、心がけとしては、プロジェクト全体を見て仕事をするようにしています。開発者の仕事って、求められているシステムを納期までにつくるのが大切なんですね。だから、チームで仕事をしていても自分は与えられた部分さえやっていればいいという面があります。でもそれは、ともすると歯車みたいになってしまう。その点、お客様のニーズとSEのポテンシャルをすり合わせながら、お客様が本当に必要としているシステムを考えていくのは面白いですね。全員とコミュニケーションを取りながら現場をまとめていくのは大変だけど、すごくやりがいがあります。
苫谷:お客様あっての仕事ですから、私もそこのコミュニケーションは大事にしています。お互いの意見や思いが一致した上で仕事を進めないと、信頼関係にも影響がありますし。だから、どの現場でも自分から思っていることをちゃんと伝えて、その反応によっては自分のやり方を変えるなど柔軟に対応しています。
――この会社に転職して良かったことや成長したことは何でしょう。
苫谷:自分の成長や今後に役立つ経験を積ませてもらえるところですね。どんなSEになりたいか自分の希望や目標が言いやすい環境で、それに合わせた仕事を選んでいただいています。入社してこれまでいくつかの現場をまわらせてもらったんですが、その時の仕事が現場ですごく評価されているってチームを組んでいたSEの方から聞いた時は嬉しかったですね。SETで自分がやっているやり方は間違っていなかったんだって、改めて思いました。
笠山:私は、入社してからの一年は、チームとして仕事をする大切さを勉強させてもらったと思います。今まで現場では自分のやりやすいようにやっていて、苦手な人とはコミュニケーションを避けることもありました。でも今は、そういう人とどうやって向き合えばお互いに気持ちよく仕事できるかを考えるようになりました。あと、自分の成長につながる現場に入れてもらえるというのは私も実感します。やりたい仕事ができるというのは、転職して良かったところですね。
――これからの目標を教えてください。
苫谷:今は開発の仕事が中心ですが、開発から設計の立場になれるように経験や知識を深めていきたいというのがあるので、それに必要な研修にも行かせてもらっています。そうやって仕事の幅が広げて、どんどん仕事を任されるようになりたいです。
笠山:私は、入社のきっかけにもなった吉田のようなSEになるのが目標です。相手の視点に立つ姿勢や知識への貪欲さなど、学ぶことがたくさんあります。ロールモデルが身近にいるとすごく励みになりますね。まだまだ全然及ばないけれど、頑張っていきたいです。
■転職希望者へ
苫谷:「転職先に何を求めるのかを明確にすることが大事」
笠山:「具体的な目標設定ができる人は、SETに合うと思います」
――どんな人がSETに向いていると思いますか?
苫谷:仕事や研修で学べる環境があるので、システムが好きな人やもっと勉強したいという人は、ここで成長できると思います。癒し系の人や情熱的な人など、社員の個性もさまざまなので楽しいですよ。
笠山:苫谷さんは、真面目で気配りができる人という印象がありました。
苫谷:笠山さんは、システムがすごく好きで熱いタイプですね(笑)
笠山:ロールモデルに似るのでしょうか(笑)。私は、具体的な目標設定ができる人、自分の「ありたい姿」が明確な人は、この会社に合うと思います。
――就職を希望されるSEの方へ、メッセージを。
苫谷:転職する時って、自分なりの理由があると思います。だから「ここは譲れない」という部分をはっきりと決めたうえで会社を探すと、転職活動もうまくいくんじゃないでしょうか。私の場合は自分の働きやすさを考えた上で、会社の人の人柄を重視しました。
笠山:女性のSEはまだまだ少ないですが、性別ではなく人間性を重視する会社なので、女性のSEの方にももっと来てほしいですね。実際に社員も人当たりのいい人ばかりで、女性でも働きやすい。仕事がすごく楽しいですよ。
外から見たSET
若い世代のために。これからの社員のために。
嶋村 株式会社SET役員
杉田君とは昔からの知り合いで、私が会社員だった頃から一緒に仕事をしてきた間柄です。彼が会社を立ち上げる時に相談にのったことがあり、株式会社SET設立時から役員として外から会社を見守ってきました。その後、私自身も転職し現在は独立しておりますが、役員という立場は変わらずずっとSETと付き合ってきております。
――外から見たSETの魅力。
外から見たSETの魅力。それは、技術的にも人間的にも優秀な人材がそろっているということです。これまで会社の中心となってきた杉田君、吉田君、福島君の3名。SEとしての技術はもちろんですが、前向きでリーダーシップがあり、現場のSEにも頼られる存在です。顧客目線の仕事ぶりは、これまで多くの方に満足いただき支持されてきました。
会社設立から10年ほどは彼ら3名が中心となり、会社の維持存続を第一に仕事を続けてきました。経営も安定しそろそろ次のステップをということで、若いSEを採用しはじめたのがここ2~3年のことです。その理由が、会社拡大への欲求というよりむしろ若いSEを育成するという使命感だというのが、いかにもSETらしい。
IT・コンピュータ業界は時代とともに急速に変化する業界です。AIやIoT、クラウドへのニーズが高まり、SEに求められるレベルも高くなってきました。しかもこの傾向は世界的規模で広がっており、もう、立ち止まることはできません。海外でも優秀なプログラマーやSEがどんどん育ってきています。若い世代の育成は、日本のIT・コンピュータ業界にとって、いや、日本の産業界全体にとって必須なのです。
株式会社SETが踏み出した道は、日本の将来につながる道です。一人でも優秀なSEを育成し、時代のニーズに応えるシステムを開発する企業へ、積極的にチャレンジして欲しい。私もまた、会社のために力を尽くしていきたいと思います。